ウド・ニーハーゲ工学博士(Dr.-Ing. Udo Niehage)は2018年4月1日から有限会社VDE試験認証機関GmbHのCEOです。同時に、VDE研究所の子会社の株主の役割も担います。NiehageはSiemensとABBにおける長いキャリアを振り返ります。2003年、株式会社Siemens AGに電力送配電部門(Power Transmission and Distribution)部長として入社しました。その5年後、エアランゲンにある株式会社Siemens AGにおいて、CEOとしてエネルギー部門の電力送配電部門(Power Transmission and Distribution)を統括しました。2012年以降は、ベルリンでエネルギー転換のためのドイツ政府長官およびグループ代表の責任者となり、株式会社Siemens AGのために新市場の設計、ネットワーク拡張、エネルギー効率およびエネルギー研究に焦点を当て、エネルギー政策に関する連邦政府との対話に取り組んでいます。この間のウド・ニーハーゲ博士はVDEにて次のことに携わっています。2010年から2017年まで、理事会のメンバーとして、数多くの研究と会議が行われる科学分野と、規格と適用規則の基準分野および試験と認定を伴う試験分野で、電気技術産業の重要かつ世界的に認められたパートナーである技術協会の理事会を支持しました。ニーハーゲはRWTHアーヘンで電気工学および情報技術の博士号を取得し、経営学修士として経営管理学を修了しました。
デジタル化アプリケーションで試験と認定を推進したい意向
有限会社VDE試験認証機関GmbHのCEOとして、ニーハーゲは電気機器、部品、システムの試験と認証を実施する、世界的に認知された機関の一員となります。また、モノのインターネット(Internet of Things)、スマートリビング(Smart Living)、リニューアブル(Renewable)など、デジタル化分野における試験と認定にも重点を置いています。オッフェンバッハのVDE研究所のその他の経営管理者のポストは、ヴォルフガング・ニーツィエラ(Wolfgang Niedziella)が2011年から担っています。2012年から2015年まで、ニーツィエラはさらに有限会社VDEグローバルサービス(Global Services)GmbHの経営管理者でもありました。