冷却装置の試験

VDEは冷却装置をはじめ極低温冷凍装置まで全装置を試験いたします。結局は人の命に関わることであるため、極めて損傷されやすいワクチンこそ試験では徹底した注意が必要です。

| VDE
2021-04-01

命を救う – VDE研究所は極低温冷凍装置をテストします

極低温冷凍装置はコロナウィルスのワクチンを輸送と保管中に保護しますが、それは冷凍装置が安全な場合に限られます。VDE研究所はメーカー向けに極低温冷凍装置を試験して試験証明書を発行しております。この措置により企業は世界市場にアクセスしやすくなります。

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Christian Lütkemeier

COVID19(新型コロナウィルス感染症)のワクチンは命を救うことになっています。しかし非常によく冷却されてワクチンセンターに納入されることが前提です。BioNTech/Pfizerのワクチンでは特に微妙な取り扱いが要求されます。このワクチンは-70 ℃で保存しなければなりません。一般家庭でよく見られる冷蔵庫や薬剤専用冷蔵庫では必要な温度にならないため、この目的を果たせません。保管と輸送を一貫して冷凍状態を維持するため、極低温冷凍装置(極低温冷凍装置)が使用されます。従来は主に研究用に投入されてきた装置で最大-90 °Cによりワクチンの保管が可能です。しかし、極低温冷凍装置にはすべてを検証すべき様々なリスクが内在しています。装置の安全な運用と最適な保管条件を保証するため、VDEは極低温冷凍装置の迅速な認証サービスをご提供しています。

潜在的危険を見逃さない

電気、メカニズム、熱による通常のリスクに加え、この種の装置の場合極低温および使用している可燃性冷媒による危険が焦点となります。VDE研究所ではこのため電気からの保護に加え、環境に有害な冷媒を含む冷却回路の気密性および使用者を負傷から守る絶縁性能も試験しています。このほかにもVDEの専門家は当然のことながら冷却物によくない影響があってはならない多様な気候環境条件で低温冷凍装置を試験します。このためVDE研究所はオッフェンバッハ拠点に有する実験所で国際規格および欧州規格であるDIN EN 61010 1とDIN EN 61010 2 011に基づくすべての試験を行います。メーカーは冷却装置や実験装置の多彩なスペシャリストから生まれる相乗効果を得られます。

国際市場へのアクセス性が容易に

VDE研究所による冷蔵装置の試験はメーカー様に以上のほかにも特殊な付加価値をご提供できます:VDE-GS認証のほかにもVDE研究所は国際的に承認されているCB認証の実施しており、世界市場にアクセスしやすくさせていただきます。「この認証によってメーカーだけではなく、投資家にも計画の確実性をご提供しています。極低温冷凍装置は運転後もワクチンセンターで継続的に使用されるため、長期間使用されます。このため極低温冷凍装置の長期的に安全な運用こそメーカーと投資家にとって大きな利害を意味します」と、VDEのスペシャリスト、マティアス・シュヴァーガー(ドイツメーカーの極低温冷凍装置をこれまで試験し認証した実績があるチームのリーダー)は言っています。

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