規格の変更は、充電プラグ検査に大きな影響を及ぼしています。
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2022-07-29 short info

充電プラグに対する新しい規格は、検査の変更を必要としています。

DIN EN 62196-1 (VDE 0623-5-1):2015-06 から IEC 62196-1:2022 プラグ、コンセント、車両連結および車両プラグ – 電気自動車のコンダクティブ充電への変更は、充電プラグ検査に大きな影響を及ぼしています。

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Daniel Granatella

いくつかの検査が適合されて、このために一連の検査が新たに所定の前提条件に加えられました。VDE インスティテュートは、このような場合の信頼できるパートナーであり、充電プラグに対する一つにまとめられた検査を提供しています。

変更が加えられた検査基準として、例えば、拭き取り検査の検査基準または 100N の差し込み力および引張力を確定する検査基準が挙げられます。使用時の様態の検査に、水とアリゾナサンドの混合物に試験体を浸す検査が拡張されました。温度上昇の追跡検査ではプラグの温度測定の測定ポイントが一か所から三か所に増えました。

さらに一連の検査基準が付け加えられました。これには温度交換検査が含まれます。プラグが+125 °Cから-40 °Cへのおよびこの逆の温度変化に10サイクル晒されます。 

いくつかの検査では検査を実施しなくてはならないかどうかがプラグの特性によって決まります。接触が最小限 5µm の銀の被膜を利用している場合には、接触の湿気の作用の検査または接触の耐久性の検査を省くことができます。これによりも小さいか薄い銀の被膜を備えているその他のプラグは全て、プラグサイクルによる湿気検査および温度交換検査を受けなくてはなりません。
温度交換検査では接触の耐久性が、コンセントに接続した状態でオーブンの中で電流と温度サイクルをかけることによって検査されます。

全ての充電プラグにおいてプラグの向きにエラーがある場合の様態が検査されなくてはなりません。機械的な負荷がかかった場合にコンポーネントが過熱しないように構想されなくてはならないからです。

全ての試験で VDE の専門家の専門的な能力が頼りになります。ご質問がございます場合にはどうぞ当社にご連絡ください。

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